1. 2010.10.20

    急成長している会社の特徴

    COMMENT (0)


    本日は会社に出社。会社の人とお話しする機会ってほとんどないので、貴重な時間。

     

    アメリカに一緒に行った上司の言葉。

     

    会社の理念と働いている人の思想や行動がリンクしている会社が急成長しているのではないか、ということ。

     

    ザッポスはお客様に感動体験を!という理念や想いがあり、それを働いている人は体現していて、行動している。グーグルも自由さを標榜していて、実際に働いている人たちも物凄い自由そうである。

     

    錦の御旗として掲げているモノと、そこで働いている人の想いや行動が一緒であれば、それは急成長していくのだろう。

     

    だから創業期は急成長するのである。自分一人や仲間内だけでやるのだから、理念や想いが働く人の思想や行動と直結している。けど、これが大きな組織とか、色んな想いを持っている人が出てきた瞬間に、問題は複雑化する。

     

    だからこそグーグルやザッポスは採用に力を入れているのだろう。

     

    自分たちのカルチャーと合う人かどうか。

     

    人材教育とかではなく、合うか合わないか。

     

    これも非常に重要である。

  2. 2010.10.19

    成約率アップした繁盛店

    COMMENT (0)


    本日お伺いさせてもらっていたショップ様の成約率がここ3ヶ月2倍に伸びている。

     

    素晴らしいことだと思う。何をするにしても、一番に見るのは、成約率。

     

    なぜかと言うと、成約率が高くなければ、どんな対策を取ったとしても水の泡になる可能性が高いからである。

     

    集客できても成約しなければ、ムダである。

    売場がよくても成約しなければ、ムダである。

    商品の戦略も成約しなければ、ムダである。

     

    何はなくとも成約率は目標値を設定して、それを越えていくことが大切である。

     

    そのための方法もたくさんある。商品アイテムを増やすこともそうだし、価格を下げることもそうだし。

     

    すぐに効果のないものもある。けど、今日お伺いさせてもらったショップ様はじっくり丁寧に取り組まれてこられた成果がここに来て一気に花開いている気がする。

     

    色んな取り組みをした。効果のなかったものもあるかもしれない。

     

    けど、やってみること。そして検証すること。そしてまたやってみること。この繰り返しをしっかりしていれば、成果は上がると思う。

     

    売上を上げるよりも、成約率を上げる。だから販促費率が下がる。そうなれば、もっと販促費をかけて、売上ボリュームをとっていくことも出来る。

     

    そのような流れを作ることが大切である。

  3. 2010.10.18

    ペットショップの繁盛店

    COMMENT (0)


    ペットショップの繁盛店様とのお打ち合わせ。

     

    年末の目標はオープンから目標にしていた数字。

     

    ここに向けて着々と準備をしてきた。

     

    在庫もそうだし、売場もそうだし、商品戦略もそうだし。

     

    いよいよ機も熟してきたんじゃないかな、とも思います。

     

    周りにずっと宣言してきた目標。私たちも必ずその目標達成のために頑張らないといけない、という気持ちが日に日に増していく。

     

    それはそこのスタッフの方がめちゃくちゃ必死なのが分かるから。

     

    頑張ってきたのが分かるから。

     

    周りの人に宣言し、そのために行動し、頑張っている姿が見えると、みんなが応援してくれる。

     

    私たちの協力体制もそうだし、問屋さんやメーカーさんも協力してくれているんじゃないかな、と思う。

     

    1つの目標に対して、日々努力して、その結果が分かる時。

     

    少し怖い気もするが、それが達成された時の感動や嬉しさってどんなものだろう、と想像してみるとワクワクドキドキである。

     

    周りに応援したい!と思ってもらえるような経営をしなければならないと思う。

  4. 2010.10.17

    これからのWEB活用

    COMMENT (0)


    ネットショップのお手伝いをメインでさせてもらいながら、色んな小売業やサービス業などのWEB活用のお仕事をさせてもらって、今年はさらに海外に行かせてもらう機会も多くあり、色んなことを考えさせられました。

     

    そして、今後の商売のあり方として、どーなっていくのか、ということに対して色々思うところも出てきました。

     

    なにを差し置いても【WEB活用は今以上に必須】ということ。

     

    どんな場所でどんな商売をしようともWEBをうまく活かせない中小企業には厳しい現実が待ち受けてしまうと思います。しかしあまりよくWEBのことが分からない。どう経営に活かしたらいいのか分からない。今あまりうまくいってなかったり、ひどい場合はだまされたりしていることもあります。

     

    WEB活用は中小企業こそ使いこなせば、強い武器になり、これまでの商売やシェアを激変させる可能性を持っております。

     

    あと、これからは商圏という言葉の定義付けが変わってくると思います。

     

    世界がより身近になり、世界を意識した商売のやり方によりシフトしていかなければならないと思います。どこでどんな商売をしていても関係はあります。

     

    その流れに乗るか、反るか、これからの商売をしていく上では大切なポイントになってくると思います。

     

    これからはそんなことを実際のコンサルティングの中にも入れていこうと思いますし、色んなところでお伝えしていければな、と思います。

  5. 2010.10.16

    リサイクル着物の繁盛店

    COMMENT (0)


    リサイクル着物の繁盛店に行かせてもらってもうすぐ1年が経とうとしています。

     

    やはり1年くらいやってみないと分からないことだらけです。どうしたら売上が上がるのか、利益が上がるのか、ということも業種によって全然違いますし、ポジションによっても全然違います。

     

    やっとそこらへんのデータや見方が捉えることが出来てきたかな、という印象ですが、そうなってきたら、また色んな提案が出来てきます。

     

    リサイクル着物という商品ということで、日本独自であること。粗利が高いこと。この2つの要素を持っていることは世界向けに展開していく時に大きなプラスとなります。

     

    ですので、これからは世界に目を向けた動きをドンドンしていきたいな、と思います。

     

    アリババしかり、イーベイしかり、アマゾンしかり、タオジャパンしかり。これからのネットショップにおける多店舗化というのは、ここらへんも含めた動きになっていくだろうと予想されます。

     

    いよいよ2011年~2012年はそのような動きが加速されると思います。もう大手は日本のマーケットはあまり見ていません。どの波に乗るのか。大切なタイミングが訪れているかもしれません。

  6. 2010.10.15

    MGIエナジー

    COMMENT (0)


    製造業(メーカー)のコンサルティングをしたことがなかったので、今回は製造業関連の会社の営業をされていた方にもどっぷりお手伝いいただきながらのお仕事になるかと思いますが、またまったくアプローチが違うことに驚かされました。

     

    【MGIエナジー】発電系の部品なのですが、素晴らしい商品力を持っております。新エネルギーとして注目されるかもしれません。大切に世の中に出していきたいと思います。

     

    まずはプライシング。定価というものは定めずにアプローチする方が良いという考えに接して、これまでBtoBでも価格を明示することが大切だと言っていたことと違う視点もあることに色んな気付きをもらいました。

     

    またどこが主導権を握るのか、そして商品力が技術力というところのウエイトが大きく、小売業でいう商品力とはまた違い、それ次第ではプライシングの仕方が全然違うことも知りました。

     

    また販路拡大の方法や工場の選定の仕方や資本政策などなどこれまであまりしてこなかった領域なので、また勉強しなければなりませんが、やはり川上から川下までというところで、色んな勉強をしたいと思います。

  7. 2010.10.14

    新規事業スタート

    COMMENT (0)


    新規事業がスタートして、始めての打ち合わせ。

     

    スタート前とスタート後では、また取り組むべきことのウエイトも変わってくるわけで。そこらへんの打ち合わせを問屋様も交えてさせていただく。

     

    やはり販売側と供給側の距離が近いことが小売においては大事になってくる。お互いがどのような戦略を取っているのか、またどこですり合わせができるのか、販売戦略まで伝えたり、理解したりしなければならない。

     

    これからは在庫情報のやり取りや在庫を自社用に置いてもらったり、というお約束をいただくが、ならば販売側は当然売上を目標どおりに立てなければならない。そこで、売上目標を再度立て直して、何を何個売って達成するのかを決めて、その在庫量を伝えて、それをどう実現するのかのアクションプランを立てる訳である。

     

    またスタート後ということで、何をしたらどのくらいの反響があるのか、という数字や勘がまったくないので、そこを取るためにもまずは仮説を持っておく必要がある。仮説がなければ、何をしても何でこうなったのか、またそれを受けてどうしたらいいのか、というところへの次のアクションへの繋ぎがうまくいかない。

     

    この2つをクリアにして、11月は目標の売上通りにいけるように準備を進めることが10月のやることである。

  8. 2010.10.13

    アリババ活用術

    COMMENT (0)


    朝ベトナムから帰ってきまして、2つお仕事をさせてもらってから、アリババマーケティング様に行ってきました。

     

    ちょうどその日がこのブログで書かせてもらっているバングラディシュのことがアリババ様のメルマガに載るという日でもありました。

     

    仕事として海外のものを仕入れて、日本で売るということもさせてもらってますし、日本の物を海外に展開させていくという仕事もしているので、アリババ様のサービスは絶対に活用した方が良い、もっと活用していきたい、とずっと思っていたのです。

     

    ですので、お時間をいただいて、具体的な仕入れ商品の探し方や良い会社の探し方などを教えてもらいました。

     

    細かいノウハウはここではお伝えしませんが、アリババの方がおっしゃられていて、やっぱりそうだな、というのが、【本気でやるかどうか】というところ。

     

    アリババに登録したからといって、商売になるものでもないし、適当にやって商売に結びつくものでもない。その1つの線引きがゴールドメンバーかどうかである。

     

    基本フリーで使えるのですが、ゴールドは年間63万円払っているくらいの、本気度なのです。日本では600~700くらいの会社しかまだゴールド登録していないらしく、フリーは30000くらい。まだまだみなさん様子見というところなのだと思いますが、いかに早く本気でやった方が良いのかというところは大事だと思います。

     

    あとは海外用のLPも持てますし、窓口としてのサイトとして活用することも出来ます。実際のやり取りで大事になるのはレスポンスの早さと誠実さ。あとはその国の情報をどれくらい把握しているか。

     

    まぁ、何はともあれ、私のお客様にも提案してみようと思います。実際にやってみて、実体験として掴んでいきたいと思います。どこの会社様にも利益をもたらしてくれると思います。

  9. 2010.10.12

    ベトナム視察ツアー ~ベトナムの商習慣を知る~

    COMMENT (0)


    ベトナム視察の三日目はベトナムの商習慣を知ろうということで、まずはジェトロに行って、そこから戦争博物館に行ってから、スーパーに行きました。

     

    ジェトロの人のお話も非常に興味深い内容が多かった。だいたい日本企業は今商工会に入っているところで1000社弱。この倍くらいはいるだろうということで、約2000くらいの会社が進出している。だが、まだ中国やタイに比べたら全然進出していないらしい。

     

    ハノイにはキヤノンやキンハイ(台湾系)半分はメーカーや部品メーカー。輸出加工型。

     

    電力は南で作って、北へ送っている。双日や東京電力などがフーミンでやっている。

     

    南の開発区は北が押さえていて、値段が上がったら売却している。

     

    イオンの進出。ファミマのFC(現在4店舗)、コープマート100店舗強など日本企業も徐々に進出を始めている。これは2009年に販売・流通の国内市場開放が行われたからである。

     

    非モダントレード(伝統的なお店)はレシートを出さない。税金がしっかり納められていない。だからパパママショップにIPO企業は入りづらい。現在モダントレードは30%くらい。

     

    日系の企業ではエースコックがパパママショップを攻略している。これに合弁でキリンがのっかっている。キリンの商品は午後ティーなど。エースコックもフォーを作っている。

     

    進出の仕方としては、

    1.          日本で成功してから?

    2.          日本で負け組が?

    3.          新しく立ち上げた会社が?

    という形があり、それぞれのスタイルがある。

     

    全国を網羅する流通網がない。ディストリビューターを分ける形で対応。

     

    人、モノ、金を突っ込む勇気があるか。というところが大事で、タイに拠点があって、、、とかではなく、ベトナム第一でいく会社は成功しやすい。

     

    消費財で成功しているとなると、パルス!?という文房具。かなりの流通シェア。ここからカンボジアとラオスへの展開。本屋に卸して、そこの流通に乗せている形。

     

    委託や棚貸しという制度がある。

     

    産業政策として、小売流通が最後の砦。だからまだ完全に開放されているという訳ではない。1店舗目はOK。2店舗目からエコノミックニーズテストが必要。

     

    正札やエンターテイメント性があるのはモダントレード。しっかり税金を払っている。

     

    made in japanは通用する。エレクトロニクスは差がなくなってきた。SONYは高級路線。SHARPは低価格路線。サムスン、LGは良い。これは携帯のイメージ。

     

    日本人の会議や部会はある。これはメーカーが主として、団結して国に要望していくための機能を果たしている。

     

    消費者が求めているものは、そこそこのサービスをそこそこの場所で、ということを望む。

     

    トレンドを見るには、小さくて小奇麗なお店で見る。

     

    お店の入れ替わりは激しい。まず空いている立地でお店を立てるかどうか。

     

    石油とエネルギーが儲かっている。国の半分以上の儲けを出している。

     

    国が期待しているのは製造業に来てもらうこと。

     

    2人っ子政策。安全なおもちゃや粉ミルクなどはウケるのではないか。

     

    地元のマキシマークというスーパーに行くと、エースコックとロッテとメイジは入り込んでいた。

     

    乾電池はDURACELLに握られていた。

     

    本当に感じたのは日本の昔の総合スーパーだなぁ、という印象。

     

    1フロアに食料も衣料も生活雑貨も医薬品もなんでもある形。

     

    また1つ1つの棚に店員がいる形。まだまだセルフ化されていないのだろう。

     

    これがライフサイクルが進むにつれて、細分化し、専門店化していくのかもしれない。

     

    また違う道を辿るかもしれない。ただ、ここには変化しそうな勢いと可能性が満ちていた。

     

    ベトナム視察を通じて、そのような想いはずっと持っていたが、本当にこれからが楽しみな国なんだな、と思った。

  10. 2010.10.11

    ベトナム視察ツアー ~ベトナムの商売を知る~

    COMMENT (0)


    ベトナム視察の二日目はベトナムで商売をしている経営者の人と主に会いました。

     

    まずは、日本の着物の縫製工場。120人の方が働いており、1日で60着できるくらいの生産能力。1回の発注は100~120くらいで週3~4回の発注。月に1200くらいの納品。

     

    95%が女性で200ドルの給料。

     

    機械での検針は無い。

     

    飛行便で送っているというので、儲かっているのだろう。

     

    いくらで入って、いくらで売っているかは知らないし、知る必要もない。

     

    この会社から日本の着物会社に営業をかけたというやり手の社長である。

     

    技術が間違えているところは厳しくチェックしている。保証の問題があるから。リーダークラスは日本に研修にも行かせている。クレームは個人でも弁償あり。

     

    お金+コミュニケーションでマネジメントしている。家賃は900㎡(300坪)で2200ドル。

     

    求人は新聞とTVと求人ポスターでいつでも集まるらしい。

     

    次にベトナムで【ハチハチ】という100円ショップのような業態を経営している会社へ。

     

    仕入れはセリアという岐阜の100円ショップへの卸問屋と提携。

     

    もしくは、ドラッグストアなどで激安にしている時に仕入れている。

     

    さらにはメーカーのベトナム工場から入れている場合もある。

     

    ここにしかない日本の商品ということで、人気ショップになっている。

     

    説明は裏にシールが張ってあり、そこで説明している。接客もしており、接客するための勉強会も開いている。

     

    アジエンスが37900ドン。ラックスが39900ドン。マシェリが42500ドン。35000ドン、40000ドンがメインの商品価格帯。

     

    関税が35~50%かかる。しかも円高。だから儲からない。しかも関税は商品ごとに違う。

     

    日本の物を中国で仕入れて、ベトナムで売るということはない。それは多品種少量だから。どこかが一括してくれないとダメ。25000ピースのコンテナで運送。

     

    平均10点購入。キッチン用品が売れる。食品は安心が第一義に来ているから日本製が良いとなる。

     

    安いから行くのではなく、めずらしいから行くのである。

     

    家賃は2500ドル。

     

    3年前から運営。

     

    POSで売れ筋分析している。

     

    その方は飲食店も経営されていて、1年前からで始めて、もう3店舗やっている。

     

    200人/日。1人10万ドン。という収支。建物はだいたい1000万円くらいかけている。

     

    最後にベトナムでコンサルをしている人。

     

    よくよく話を聞いていると、この人には学生時代に会っていた。

     

    その人曰く今儲かっている商売はスシバーと日本語学校。

     

    スシバーはベトナム人向けの味や仕様になっている。1人の客単価が2000円越える。

     

    貧富の差は激しい。1日100万円売上がある。日本と変わらない単価で売れる。

     

    串揚げ4店舗で500円の客単価。客のメインは高校生。高校生が500円のものを食べているということ。

     

    3000ドルの日本視察ツアーに40人集まって、マツキヨでは100万円のお買い物。

     

    高校生に週末いくら使っているのか聞くと、1000円以上が25%。

     

    ベトナムはカフェ文化が発達している。

     

    ベトナムでは「人脈」か「お金」が必要である。

     

    モノづくりはカンボジアに移っている。サービスの参入はまだありえると思う。

     

    常駐の人を置くとスピードが上がる。

     

    物流が弱い、カード普及率が低い、だからネット通販は現状成り立たない。物価が安い割には所得は高い。

     

    ネットはPC、モバイルは9割以上の人が持っている。

     

    お金持ちはネットがつながるスマートフォン。

     

    儲かっているのはネットゲーム。韓国や中国の資本が入っている。

     

    などなどとやはりベトナムで商売をしている人からお話を聞くのが一番勉強になりました。

     

    どんなところがポイントになるのか、またどうしたら儲かるのか、というところを話を聞きながら、色々と考えてさせられました。

  11. 2010.10.10

    ベトナム視察ツアー ~ベトナムの現地を知る~

    COMMENT (0)


    ベトナム視察の一日目は日曜日のため、ベトナム人の暮らしを知るという意味合いで、色んなところに行きました。

     

    まずはベトナムで「だるま」という日本料理店をされている亀山社長と大成経営の石本会長からベトナムの現状や暮らしや経済状況などに対するご説明をいただく。

     

    物価は1/2~1/10くらいで、人口が8600万人。平均年齢が26歳くらい。

     

    100万人単位で増えている。今から伸びる市場である。これはベトナム戦争の影響らしい。

     

    ただ、これからを考えると、人口ピラミッドが高度経済成長するようになっている。

     

    これから結婚する→子供が出来る→家や家具や食料などが必要になり、消費が伸びる。

     

    経済予測の中で人口に基づくものだけは当たると言われている。それはなぜかというと、一人当たり必要な額はだいたい決まっているから。

     

    ベトナムは98%の識字率を誇りチャイナプラスワンやリスク分散で注目されている。

     

    大学の新卒はトヨタなどのIPO会社(外資系企業)とか公務員で3~3.5万円。

     

    高校進学が6割で大学が3割。家柄での結婚や学歴での結婚がある。お見合いの方が多い。

     

    最低賃金は5600円くらい。賞与は3回で全部で1ヶ月分くらい。

     

    ホーチミンの人口は850万人。東京で1000万人。

     

    税はまともに申告しない。賄賂をどう処理するかが問題になる。申告を取り仕切っているのは弁護士。日本は色々と分かれているけど、ベトナムは弁護士だけである。

     

    ベトナムで成功するためには①間違いない日本人を送り込む②間違いないベトナム人と付き合うこと③政治家(公務員)と付き合うこと。

     

    国民性としては、サッカーが盛ん。賭け事が大好き。

     

    女の人が生計を立てる。男はいついなくなるか分からない状態(戦争)が続いたために、定職に付くということが難しかった。

     

    1995年までは卓球。1996年からバトミントン。今はテニスが流行っている。

     

    商売として海外から進出する会社が躓くのが、正確な原価の把握が出来ないこと。これは通関の問題。これがその場その場で変わってしまっている。安定した継続した事業が出来ない。

     

    南の大きなビルは北の軍人が占めている。会社の上の方は上の人で下の方は南の人。南はライセンスがおりない。今は北に集中させている。今でも北と南でのわだかまりはあるのかもしれない。

     

    ベトナムの人は会社、社会、国家を信じない。銀行にお金を預けている人は少ない。信じていないから。

     

    なんでHONDAが買えるのか。ベトナムの人で一人前と呼ばれるのは、給料の3倍のアンダーマネーを稼ぐこと。これには正直ビックリした。

     

    罰金で法を遵守させる。例えばヘルメット。ヘルメットは10万ドンで買える。これを着用しなければ罰金を50万円にしたらみんな着けるようになった。けど、事故は増えたという矛盾も生じている。

     

    子供は国の宝という思想があり、近所の人は誰でも面倒を見ている。子供だけ優遇。

     

    ベトナムは海外から来た人を6ヶ月はマークする。情報は大家さんやメイドさん、周辺のお店の人が伝えている。

     

    教育にはお金がかかるが、男の人であれば草履3つとジーパン2つとTシャツ5枚で1年暮らせる。

     

    などなど、おもしろいお話をたくさん聞くことが出来た。

     

    やはり国民性や国の成り立ちや表面上のところではない問題なども知っておかなければ、同じものを見ても感じ方が違うし、学べるものも違う。

     

    午後はペンダイン市場に行ったり、地元のスーパーに行ったり、高級なデパートから中級のデパートに行ったり、現地を体感することに注力。

     

    その中で感じたこと。

     

    PT2000というベトナムのアパレルブランドの繁盛店。服はベトナムで作ってる。女の子の袖の短さが目に付いた。Tシャツで750円。これも現地の相場から言えば物凄く高い。

     

    パン屋さんはどこも繁盛している。元々フランス領というところも起因していると主和得る。ここらへんは国の成り立ちもしっかり見ることが大事だなぁ、と再確認。

     

    AChayというアパレルショップも繁盛店。バリエーションとコーディネート。中国からも入れている。

     

    日本よりおしゃれだと思ったのは、マスクとヘルメット。ベトナムは引くくらいバイクが多いし、市民の足になっている。使用頻度や購買頻度とオシャレの関係性を見た気がした。

     

    BreadTalkというパンの繁盛店。ビックリするくらいの繁盛店。VINCOMCENTERという百貨店の地下にあるのだが、めちゃくちゃ繁盛していた。食べてみるとそんなにおいしくはない。やはり味覚はその土地土地に合わせないといけないのだろう。

     

    あとは、チョコレートグラフィックのお店もおもしろかった。チョコに絵を描いて販売している形である。

     

    夜は「膳」という日本料理店で食事。味は日本人好みの味にされていたが、ベトナムの人もかなり来ていた。ベトナムの人でも中流階級以上の人はかなりのお金持ちらしい。

     

    ベトナムの色んなことが知れた1日目でした。

  12. 2010.10.09

    ベトナム視察ツアー

    COMMENT (0)


    ベトナム視察ツアーに旅立ちました。

     

    今回のベトナム視察ツアーは熊本の大成経営コンサルティンググループ様にコーディネートいただきました。

     

    大成経営様はすでに何年も前からベトナム進出のコンサルティングをされていたりします。

     

    もちろん事務所もベトナムに構えられていて、ベトナムでの人脈も豊富であり、日本からベトナムに進出したい、もしくはもうしている会社様との繋がりも強い会社様です。

     

    今回は大成経営様にこんなところに行きたい!というリストを提出させてもらいまして、色んなところのアポを取っていただきました。

     

    いつも海外視察する際に見たいところとして、リストアップする項目としても使用しているのですが、

     

    1.ベトナムで経営されている日本語が話せるベトナム人経営者と話したい

    2.ベトナムで経営されている日本人経営者と話したい

    3.ベトナムの繁盛店(特に世界的に有名なブランドとかではないローカルショップ)

    4.アパレル関係の工場

    5.ジェトロやベトナムで人脈やコネを持っている人

    6.システムなどのオフショアが出来る会社

     

    という形でお願いしております。

     

    まずは現地の商習慣を知る。

     

    そのためには現地で商売されている方と直接話すのが一番だと思っているからです。

     

    その上で、現地の繁盛店を見ます。

     

    そして、実際の商売として今後お付き合いの可能性がありそうなところを巡ります。

     

    何事も一次情報や生の情報が一番です。

     

    そのためには行ってみる、経験してみる、感じてみる、というところを重視していつも視察しております。

  13. 2010.10.08

    海外ビジネスの未来と可能性

    COMMENT (0)


    海外ビジネスの未来と可能性ということで。

     

    ぜんぜんこの頃更新できていませんが、(今日もベトナムでネットの繋がりが悪いですが)

     

    今年これまでに行ってきた海外ビジネスの種を紹介します。

     

    普通には行けないバングラディシュの商品仕入れや商品開発の工場開拓。そして人脈形成。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/bangladesh/

     

    グーグル、ヤフー、イーベイ、ザッポスなどのアメリカ最先端IT系企業訪問。

    http://www.mcho-mcho.com/up/america-inspectiontour/

     

    中国成都での本当に素晴らしいBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)企業視察。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/china/chengdu/

     

    中国大連でのオフショアや日本人の海外展開されている経営者との交流。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/china/dalian/

     

    そして今はベトナム視察ツアー。こちらでも多くの人と交流を持てました。

    http://www.mcho-mcho.com/regional/vietnam/

     

    アメリカ視察ツアーもベトナム視察ツアーもまだ全然ブログに書けていません。。。

     

    またバングラディシュとのやり取りや今後についてもドンドンこのブログで発信していきたいと思います。

     

    海外とのビジネスや海外進出や海外で商品仕入れや商品企画をしたいと思われている方が

     

    いらっしゃいましたら、またはちょっとでもおもしろいな、と思っていただけましたら、

     

    左上の【メールを送る】からメールをください。

     

    日本でも海外でも色んな方とお会いして、さらにおもしろいことをしていきたいと思います。

     

    また随時更新していきますので(本当は毎日の予定)、見てくださいね!!

  14. 2010.10.07

    新規事業の事業骨子の報告

    COMMENT (0)


    新規事業の事業骨子の報告のために東京にて打ち合わせです。

     

    どこまでやる前に説明させてもらっても、新規事業というまったくこれまでに

     

    やったことのない分野への取り組みはどこまでイメージしてもらうことが出来て、

     

    それがどう利益に貢献してくるのか、を伝えなきゃいけないし、

     

    現場の方には、どんな仕事をしないといけないのか、を伝えなきゃいけないし、

     

    そこに不安要素を残さずに打ち合わせを終えることが出来るのかが大切だと思いました。

     

    お客様の声を聞くたびに説明は出来るのですが、それを形にしていないなぁ、と思っています。

     

    1つの目に見える形にしておくことで、お客様も安心して判断できるんだろうな、と思います。

     

    お客様と話していく中で、あぁしたらいいな、こんな資料を作ればいいんだな、

     

    ということが明確になっていくのですが、それを実行に移していく時間がないというのが反省です。

     

    特に新規事業という何も分からないサービスを提供する際には、

     

    目に見える資料やモノがあった方が良いと思いました。

  15. 2010.10.06

    ギフトショップの繁盛店

    COMMENT (0)


    ギフトショップの繁盛店の経営者と打ち合わせでした。

     

    ここの経営者の方は物凄く色んなことを知っていて、

     

    勉強好きで私もいつも多くのことを学ばせてもらっています。

     

    この日の前日にも千葉県に行っていたとのこと。

     

    何をしに行ったのかというと、メガネを作りにいったのだそうです。

     

    それだけのために行ったというのです。

     

    それは千葉のメガネ屋さん。メガネのとよふくhttp://www.toyofukuoptic.co.jp/

     

    千葉のド田舎らしいですが、大繁盛店。

     

    予約が3ヶ月くらい先まで埋まっているらしいです。検査に1時間半くらいかかり、

     

    【目からその人】を分析して、提案してくれます。

     

    そしてビックリするくらいの知識量で、新しい気付きを与えてくれるらしいです。

     

    右目でモノを見るクセがあって、右目に緊張感があるということから、

     

    これはやりたいことはあるけど、出来ていない人だ、とか、

     

    1つのモノを見るのに、多方向から見ている。いろんな視点からモノを見ているクセがある、とか。

     

    ワンプライスメガネが流行っている時に定価売りで商売をされていて、しめて13万円。

     

    それを聞いて思ったこと。

     

    【自分でも知らない自分のことを教えてくれる人】にはお金を出すものだなぁ、と。

     

    そこに納得性があれば。

     

    モノの売り方に置き換えると、価格→価値/価格→プライスレスという流れの中で、

     

    プライスレスのゾーンに突入した売り方だと思いました。

  16. 2010.10.05

    オリジナル商品の作り方

    COMMENT (0)


    本日はオリジナル商品をメインで売っていらっしゃるショップ様とお打ち合わせのために京都へ。

     

    ほとんどの商品がオリジナル商品なので、商品開発がキーポイント。

     

    ということで、今のトレンドをどう掴んで、どう商品に反映させるか。

     

    商品を企画して、作成して、検討して、修正して、商品を完成させて、

     

    商品の登録をして、写真を撮影して、売るための準備をして・・・

     

    このサイクルをどれだけ短く出来るのか。これも大切なポイントです。

     

    トレンドのサイクルも極端に短くなってきていたり、細分化されてきています。

     

    日本はモノづくりをするのが難しくなりましたね。大量生産大量消費ではないから。

     

    でもだからこそ大量生産では勝てない中小企業のモノづくりでも

     

    勝てるところがあるのではないかと思うのです。

     

    また、客層別単品別価格帯別の商品開発リストなんかも作成して、

     

    だいたいどの客層がまっだ取れていない、だからどんな商品を作ろう、とか、

     

    ここらへんの単品が弱い、とか、この価格帯の商品アイテム数が少ない、とか

     

    どんな商品を開発していけばいいのかの道筋は付けていった方が良いかな、という話に。

     

    また、自社取り扱い商材と他社との違いや、自社が取り扱っていて、

     

    メインとしている素材や商材と、その1つ下のランクや上のランクとの違いを

     

    説明するものも作成していって、これまで取り込めていなかった客層へのアプローチも敢行することにします。

  17. 2010.10.04

    WEB新規参入セミナー

    COMMENT (0)


    WEB新規参入セミナーで少しだけお話させてもらいました。

     

    まずはアパレルのセミナーでバングラディシュでの商品開発や商品の仕入れの説明と

     

    実際の現場の写真や動画を用いて説明させてもらいました。

     

    やはりリアル感が伝わって、かなり興味を持っていただけました。

     

    すぐにやり取りをさせてもらいたい、というご要望もいただきまして、非常にありがたいことです。

     

    私の講座は新規事業の構築で3年で5億円達成というような内容でした。

     

    内容自体のことはこのブログの所々のお話をちゃんとまとめて、大事なエッセンスだけお伝えした形。

     

    でもまずは何が大事かというと、やること。正しい決断なんてなかなか出来ない。

     

    自分の知っている範疇やこれまでの延長線上であれば出来るけど。

     

    何か新しいことをするのであれば、素早い決断の方があっているのでないかと思う。

     

    特に中小企業の良いところはスピードなのであって、今はお金がないから、とか、

     

    人手が足りていないから、とか、言い訳を言うことではない。

     

    現状維持をしていることが一番ラクだし、リスクもないかもしれないけど、

     

    一番危なくて、逆にリスクになっているのではないか、

     

    とこの頃新規事業のセミナーの際にはお伝えさせてもらっています。

  18. 2010.10.03

    バングラディシュでの商品開発

    COMMENT (0)


    バングラディシュでの商品開発ということで今回もバングラディシュと表記させてもらいました。

     

    かなりSEO的な文章ですね。すいません。

     

    さて、バングラディシュでの商品開発はそんなに難しいことではありません。

     

    2つの方法があります。

     

    私たちが商品開発のサポートとしてバングラディシュとの間を掛け持つ際には、

     

    企画書をいただくか、サンプルをいただくか、という形でしております。

     

    大きな工場は基本的には企画書を要求されます。

     

    ただサンプルから型を作成してくれたり、サンプルのサンプルを作ってくれたりします。

     

    企画書は英語のものを要求されます。そこは日本語の企画書をいただいて、

     

    英語表記に私たちの方で直して、提出しております。

     

    いずれにせよその企画書かサンプルをいただいて、ロットをお聞かせいただけると

     

    バングラディシュから見積もりが届きます。

     

    もちろんだいたいの費用に関する要望も添えることも出来ます。

     

    基本的に現状の仕入れ価格を伝えて、どこで作っているのかを伝えて、

     

    商品を先方に送れば、同等以上の品質で現状以下の価格で出てくると思います。

  19. 2010.10.02

    バングラディシュの仕入れについて

    COMMENT (0)


    バングラディシュとバングラディッシュはどちらが正しいのでしょうか?

     

    スペル的には【bangladesh】なので、どちらとも呼べるかと思います。

     

    バングラディシュの仕入れのビデオをまた見ていました。

     

    4日にあるセミナーでアパレルやカバンや靴の講座で少しバングラの紹介をしたい、

     

    という要望をいただきましたので、どのビデオが良いかな、とピックアップしていたのです。

     

    バングラディシュに行ってもうすぐ100日。

     

    また年内に1度行きたいな、来年にはお客様と一緒に行きたいな、と思うのですが、

     

    今振り返ってみてもおもしろい旅だったなぁ、と思います。

     

    誰も行かないような怪しい道を通り、靴を脱いで泥水を越えて、現地の子供たちと遊んだり、

     

    現地の経営者の方と交渉したり、情報交換したり。

     

    政治家の人や軍関係の人に会ったり。

     

    やっぱりアメリカ視察ツアーでも思いましたが、実際に行かないといけないな、と思います。

     

    なぜ今回もセミナーに呼ばれたかと言うと、やはり行った人と行ってなくて話しだけ

     

    聞いた人ではまったく伝わり方が違う、ということらしいです。

     

    もっともっとバングラディシュにも行って、みなさまの仕入れのサポートが出来るようになりたいと思います。

  20. 2010.10.01

    世界一と日本一

    COMMENT (0)


    世界一がイコール日本一ということが増えて欲しいと思います。

     

    【JAPAN AS NO1】と呼ばれていた頃の製造業であったり、

     

    どんな分野でも良いのですが、もっともっと増やしていかなければならないと思いました。

     

    世界から見ても尊敬される日本。海外の会社がこぞってモデルとして、視察に訪れるような会社。

     

    世界のスタンダードを創り上げている街。

     

    色んなアプローチで私も日本一が世界一という会社様や事業などを

     

    お手伝いできるようになりたいと思います。

     

    そのためにも私の上司が今日言っていたこと。

     

    【日本一の会社をご支援するのであれば、世界一の会社を知らなければいけない】

     

    であるから、グーグルにもヤフーにもイーベイにもザッポスにも行ったのだ、と。

     

    ずっとお客様には何かで日本一と言ってきましたが、それが叶った企業様には、

     

    【何かで世界一】ということをこれから目指していけたら楽しいな、と思っております。

     

    そのためには世界を知らないといけない。かなり大きなことですが、チャレンジはしてみたいと思います。