1. 2010.12.22

    製造業の提案力

    COMMENT (0)


    自社の情報を積極的に発信し、成果を生んでいる群馬県伊勢崎市にある浅野という企業。自動車やカメラのプロト対応用部品開発、量産化への準備支援を手がけている会社様です。

     

    ホームページと情報誌のASANOニュースというメディアを持っており、取引先に営業マンが定期的に配布して、強みをお客様にアピールしています。

     

    掲載するのは、「いかに高度なレベルの相談が寄せられ、それをいかに解決したか」「取引先から持ち込まれた難問にマイスターたちがどう取り組んだか」という事例。

     

    これが製造業の人にとっては大事なポイントなのではないかと思います。製造業はともすると下請け体質になっている構造もありますが、このように難しい案件を提案力でもって解決している姿勢を見せることで、価格ではないところの価値がお客様に提供できるのです。日々、いろんな人が問題解決しております。ただ、それが見える形で残っていたり、それをメディアを使って発信したり、している例は少ないのではないでしょうか?

     

    提案できる力があるところは、それを見える化して、発信していけば、なんの問題もなくこれからも発展していけると思います。

  2. 2010.12.08

    新規お付き合いメーカー

    COMMENT (0)


    滋賀でメーカーの繁盛店(繁盛店とは言わないか・・・)とお話をしていました。そこのメーカー様は昔は大手のメーカーの下請けをやっていたのだけど、まったく儲からないし、要求は厳しいし、ということで自分たちでモノ作りを始めた企業様です。ただ、自分たちでモノづくりをし始めたら大手のメーカーからの受注は一切無くなったとのことです。下請けメーカー様は皆このことが怖くて、泣き寝入りしながら、必死になっているのだと思います。ただし、いつまでもこのようなことでは明るい未来は来ないのではないかと思います。今ではこの会社様はこの会社でしか作れないものを手にし、大手の量販店などにも進出しています。今年も業績は絶好調で、もう在庫がほとんどない状態らしいです。常務も営業のメインの方も勢いがありました。やはり売れている会社様は違います。

     

    自社売上比率と他社売上比率で他社の方が大きくなってしまったら、資金繰りのこともあるし、切るに切れない関係になります。そうなれば、どんな要求にも耐えて応えなければなくなります。出来ればそうなる前に手を打たなければなりませんし、そうなっているところもどこかで意を決しなければならないと思います。

  3. 2010.10.15

    MGIエナジー

    COMMENT (0)


    製造業(メーカー)のコンサルティングをしたことがなかったので、今回は製造業関連の会社の営業をされていた方にもどっぷりお手伝いいただきながらのお仕事になるかと思いますが、またまったくアプローチが違うことに驚かされました。

     

    【MGIエナジー】発電系の部品なのですが、素晴らしい商品力を持っております。新エネルギーとして注目されるかもしれません。大切に世の中に出していきたいと思います。

     

    まずはプライシング。定価というものは定めずにアプローチする方が良いという考えに接して、これまでBtoBでも価格を明示することが大切だと言っていたことと違う視点もあることに色んな気付きをもらいました。

     

    またどこが主導権を握るのか、そして商品力が技術力というところのウエイトが大きく、小売業でいう商品力とはまた違い、それ次第ではプライシングの仕方が全然違うことも知りました。

     

    また販路拡大の方法や工場の選定の仕方や資本政策などなどこれまであまりしてこなかった領域なので、また勉強しなければなりませんが、やはり川上から川下までというところで、色んな勉強をしたいと思います。

  4. 2010.03.05

    地域一番、日本一番、世界一番

    COMMENT (0)

    一番店になるのはどの商圏で!?

    ということで、経済産業省委託事業の国際Eコマースセミナーに繁盛店の経営者と行ってきました。

    中国のネット通販は過去5年で40倍、3.3兆円の規模。

    経済産業省としても企業に対して支援していくつもりだと言う。

    それは情報提供、人材育成、販路開拓(インターネットでの取引支援、海外展示会)、資金提供の4つ。

    ICAネット。国際Eコマースの紛争解決。

    国における法制度、実務、消費者意識の違い、言葉、決済、物流の違い。なども情報提供していくという。

    そこには、海外通販、世界通販で繁盛している方や取り組んでいる方がいらっしゃった。

    SBIベリトランスはBuy-j.comhttp://www.buy-j.com/shop/を運営して1年半くらい。

    2012年に中国EC市場が日本を抜く。

    中国は2012年には11兆8000億円へ。日本は10兆円。

    各業界が取り組む理由。

    小売・流通:将来現地でリアル店舗を出店するためのテストマーケティング。

    国内リアル店舗への誘導や知名度アップ。インバウンド。

    メーカー:現地消費者の属性、ニーズ、購買行動をネットで収集したい。

    得た情報を元に製品開発(ローカライズ)や現地のチャネルに販売情報としてフィードバックする。偽者の排除。

    共通:ネットを1販売(情報収集)チャネルとして、事業化したい。

    タオバオ:出店者は90万、商品点数は2億品。登録会員が1.45億人。PVは一日4億2800万。

    取引額は13328億円。中国CtoCはシェア82.2%、BtoCは20.2%。

    中国ネットショッピング市場でのシェアは70%以上。

    中国のサポートはチャットが主流。せっかちな方が多いから。即時性、リアルタイム性。

    ジャンルごとにチャットの担当がおり、顔を出して対応している。

    口コミはBBS、ブログの書き込み、チャットが主流。

    競争力のある価格+高品質=購入。

    中国人の特徴。
    ①比較を好む。(やっぱり金額は重視)
    ②詳しい商品説明を求める。キレイでかっこいいページより、かなり詳しく説明しているページの方が良い。
    ③「最新」と「希少性」「ブランド」にこだわる。
    ④購入単価はリアル店舗より大分低い。


    日本精機宝石株式会社様の講演もありました。

    ≪オープンまでの苦労≫
    ・膨大な数(2000種類以上)の製品情報をデータ化。
    →UTF-8はどこでも共通で見ることが出来る。グーグルドキュメントなどで情報登録しないと文字化けする。製品のテキストを全てやろうとすると莫大な費用。手動とロボットを切り分ける。

    ・海外の同業他社を調査。
    →アメリカで売っているサイトがいくつかあった。価格、種類(品揃え)、針は2200種類くらいある。
    他社がどのくらいやっているか。立ち上がりのスピード。買い物のしやすさ。
    実際にモノを買ってみた。(何日くらいで届くのか、どのような梱包形態で届くのか)

    ・価格設定(金額とドルor円)
    →円でやると、いくらなのか相場感がわかず、分かりにくい。為替リスクは生じる。

    ≪物流における課題≫
    ・海外向けの配送にどこを利用するか
    →電子データを配送伝票に直接書き込むようになっていたのはほとんどなかった。
    結局システムを入れて郵便局でやった。国際の普通郵便で。
    EMSはどこに何があるのかが分かる。どちらを選ぶかはニーズ次第。

    ・パッケージと梱包
    →中にエアが入っているエアパッキン。投げたり、落としたり、などをテストした。レコード針まで壊れていないような梱包をどうするか。

    ・顧客データを手書きにしないように
    →EMSは転写なので、大変。EMSでも電子的に写し取れるようにしていただいた。

    ・英語でのインボイス発行
    →通関を通すために、カスタマイズをしたものを用意している。

    ≪決済における課題≫
    ・海外発行のクレジットカードの決済。
    →中国向けならアリペイなどが使えるようになってきた。ペイパル欧米系ならポピュラー。
    ワールドペイの日本サイドの日本代理店。インターバリューを使用。途中からペイパルを足していった。

    ・クレジットカードの与信管理は?
    →一度注文を受けた際に怪しいものがあれば、クレジットカードの発行元(購入元)に確認する。それが出来てから決済。1週間くらい決済されないようにしている。

    ・国ごとに違うカードの普及度合い
    アクセス数が20万くらいあるけど、購入につながらない。どう入ってきて、どう出て行ったか。
    ショッピングカードには入っているけど、出て行っている方が多かった。
    それはワールドペイしかなかった。VISAとUCだった。
    北米からのアクセスが多かったので、アメックスが使えるように。ペイパルを導入した。63%増。
    7割がペイパル、3割がワールドペイでの決済。

    ≪問い合わせへの対応≫
    2名で対応。英語は話せない。1日に10件問い合わせがある。自動翻訳を徹底的に使っている。
    もしくは辞書を使っている。少々粗くてもレスポンスを早くするのが大切。
    問い合わせ傾向が分かってくるので、テンプレート化できるようになってきた。

    ・やる気があれば自動翻訳+αでも。
    ・とにかく素早く誠意を持って
    ・情報共有によるリスク回避
    製品のことを知っているのはお店。問い合わせなどを他に投げてはいけない。
    その商品のことを好きな人には物足りない対応になってしまう。

    ≪宣伝・プロモーション≫
    ・グーグルのアルゴリズムを知る。
    →グーグルは64.2%、ヤフー15.8%。ヨーロッパはグーグル80%。アジアとロシアだけ違う。
    そのページの信頼が一番大切。どんなサイトからリンクされているのか。

    ・信用力をアップさせる情報発信。
    ・ユーザーの口コミがバイラル効果に。

    ≪やって良かったこと≫
    ・価格支配力が出来た
    ・B2CをスタートしたことでB2Bも増加
    ・エンドユーザーの声が開発の参考に
    ・利益率のアップ
    ・製造現場のモチベーションアップ


    商圏という概念が地域一番から日本一番から世界一番へ変わろうとしている。

  5. 2010.02.24

    一番店、繁盛店の発想法

    COMMENT (0)

    一番店、繁盛店の発想法は異業種の人でも参考になるところが多々あると考えられる。

    例えばそろばんの地域一番店イシドhttp://www.soroban.co.jp/さんは、

    そろばんという構造不況な業種で過去最高益を続出している。

    市場のマーケットは絶頂時の1/14らしい。

    そんな中過去最高益である。

    それは「そろばん」を何と見るか。という発想の転換。

    これまで→計算ツール
    イシド→能力開発ツール

    1つの商品の見方や伝え方を変えて、商品化する。素晴らしいと思った。

    【商品は伝えるもの、実績や効果は伝わるもの】

    ネジの一番店、繁盛店のハードロック工業http://www.hardlock.co.jp/index.phpさんは、

    ネジという構造不況な業種で爆発的に業績を伸ばしている。

    「ネジ」の中でどこに特化するか。という発想。

    普通のネジ→売れない。安く叩かれる。

    ゆるまないネジ→希少価値が高く、売れる。

    【絶対に安全なネジと技術は常に希少価値】

    医療機器の一番メーカー、繁盛メーカーであるマニーhttp://www.mani.co.jp/さんは、

    医療機器の業種で爆発的に業績を伸ばしている。そこは世界一しかやらない。目指さない。

    【世界一にならないとなるとやらない】

    構造不況だと思われている業界であっても発想を転換し、行動することによって活路は見出せる。