1. 2011.01.07

    一番店ゆえの苦悩

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    本日はある業種の一番店様と打ち合わせでした。一番店であるからこその苦悩もあります。まずは徹底的に競合対策されること。価格やサイトや商品構成など全部真似されます。ですので、ある程度のポジションまで来ると一回伸び悩むことがあります。下からの突き上げというものです。

     

    一番店になってから進めないといけないことはブランディングと商品力強化とファンとの絆作りだと思っております。

     

    ブランディングに関しては一番店であるからこそ出来るところでもあり、次のステージのためには必須となります。企業の理念や商品開発などの背景や個人のブランディングも必要になります。

     

    商品力強化は価格をくぐられる場合の対処法や価格帯の幅の拡張や仕入先様との協業や商品開発の企画力・スピードや即日対応商品の拡充などが上げられます。他社が追いつけないレベルにまで高めなければなりません。

     

    ファンとの絆作りは、よりそのショップや個人との繋がりを重視することです。問題解決力とプライベート情報の発信の親近感の2つが重要になると思います。

     

    一番店はこの3点を実施していかなければならないと思います。

  2. 2011.01.06

    スマートフォン対応

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    スマートフォン対応の会社様と打ち合わせさせてもらいました。

     

    2014年には携帯電話の契約数の半数がスマートフォンになるという数字も出ております。WEBを使う機会もスマートフォンで。ということも多くなってくると思われます。そんな時に通常のPC用のWEBページで良いのかどうか、ではモバイル用のWEBページで良いのかというと、スマートフォンはまた勝手が違ってきます。

     

    またEC市場の約20%がモバイル・スマートフォンになってきているのに対応が遅れているショップ様も多いのではないでしょうか?特に大きな問題はカート後のユーザビリティです。情報入力に手間がかかりすぎることと、大手モール以外は一回一回入力しなければならないという手間があります。またSEO的にもPCのドメインをIPの割り振りで自動生成している場合ですと、やはり弱いです。

     

    このような状況も含めて、モールにてモバイルの売上比率が20%近くあるショップは本店サイトのモバイル・スマートフォンサイトを充実させることが売上アップ&今後の重要戦略としても大切になってくると思われます。 

  3. 2011.01.05

    2011年マクロ的お話

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    全社研修会という会社の人全員が集まる会がありまして、そこで創業者の船井幸雄がマクロ的なお話で2011年の動向を話しておりました。

     

    株価は上がる、為替は円高(ドルとユーロに対しては。中国に対しては円安)、金利は上がる、債権は横ばいから下がる、物価は前半戦下がって、後半一部上がる、ゴールドは上がる、と言っておりました。

     

    全般に景気はよくならず、中小零細企業は苦しく、失業者も増える。ということです。

     

    厳しい状況が続くからこそ経営の原理原則に基づく経営をしなければならない、小手先のテクニックで取り繕おうとしてはいけない、のだと思いました。

     

    また色んな人が昨年度を振り返り、今年度の方向性や目標などを言い合う場は非常に良いものです。自分の中での方向性や目標なども再度考えさせられる良い場でした。色んな人の方向性や目標を聞くと、またどんな流れだと思っているのだろう、というところにも考えが及び、流れを読む材料としてまた楽しいものでもあります。

  4. 2011.01.04

    日本とアジアの境

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    日本とアジアの境もなくなると思います。というか意識の中でも行動の中でもなくさなければなりません。

     

    去年多くの海外に行って、日本以外のアジアの人の積極性には驚くばかりでした。どこをとっても出遅れています。若い人が国内の政治の状況をギャーギャー言う暇があったら、海外に行って来い!と思う今日この頃です。

     

    情報は物理的制約を受けないので、全世界に駆け巡りますが、今後はもっとモノもヒトも駆け巡ることになります。そこで日本人はどう対応していくでしょうか?世界と渡り合える人が望まれます。そんな人が100万人出てくれば日本の景気も良くなります。23歳から35歳の威勢の良い若者が飛び出すべきです。そうでなければ国境ということで土地は守られていますが、それ以外のものが全て失われていきます。今は円高なので、びっくりするくらいのチャンスなのに、チャンスと捉える風潮が見受けられない。

     

    商圏という概念もサプライチェーンという概念も海外抜きには考えられません。海外に力を入れるということではありません。逆に日本復興のためにも海外を見て、日本でしか創り上げられない物、日本の主力商品、独自固有の長所を作っていかなければなりません。そのためにも1人1人、1つの会社ごとにその意識で何事にも取り組むことが国際競争力向上のためのポイントになると思うのです。

  5. 2011.01.03

    ネットとリアルの境

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    ネットとリアルの境は無くなっていきます。

     

    家電でも本屋でも化粧品を買うときでもネットを見ることが多くなったと思います。わざわざ今その場に手に取っているのに、その場では買わずにネットで買うこともあると思います。リアルは大きな商品の展示場になってしまうのでしょうか?リアル店舗は考えなければなりません。そこに存在している意義を再定義する時に差し掛かっています。

     

    また何か商品を購入する際や、どこかのお店に行く際や、何かのサービスを受ける際など、ほぼ100%ネットを見て、事前に情報収集を行うのではないでしょうか?これも一種のリアルとネットの結合です。事前情報の重要性は日を増すごとに高まっています。お客様はみなさまのお店に行く前(行動する前)に意思決定の大きな部分をしてしまっている可能性が高いのです。

     

    また無意識下の中にネットが占める割合も大きくなって来ていると感じてはいないでしょうか?携帯がないと落ち着かない人は多くいらっしゃると思いますし、ネットTVが本格普及するとふとテレビを見ている時も常にネットの世界と連動するようになります。ものすごいビジネスチャンスが眠っています。

     

    消費者目線で書いてきましたが、労働者目線として書いても大きな変革が生まれると思います。より多くの大きなイノベーションを各個人が生み出していかなければいけませんし、逆にそのチャンスがリアルとネットの連動で生まれてきます。

  6. 2011.01.02

    ソーシャルがキーワード

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    昨日の記事の3つの大きな流れを今日から1つずつ見ていきたいと思います。

     

    ソーシャルの持つインパクトは企業を根底から変えてしまいかねないと思っています。個人のメディアが会社のメディアよりも発言力を持つ強烈な時代になってきました。個人の繋がりが会社の繋がりよりも力を持つ時代になってきました。個人のスピードが会社のスピードを大きく越えていく時代になってきました。コントロールしようと思っても出来るものではありません。

     

    そこで大切になってくるのが会社の理念や文化といったものです。ただ所属しているだけの社員がいる会社は厳しくなってくると思います。会社の理念や文化と社員の想いがリンクしている度合いが今後の企業力を決定していくと思います。

     

    内部告発も続発すると思います。評価もソーシャルが決めるものになり、お金ではなんとも出来なくなっていきます。マーケティングのあり方も変わってきますし、販促や広告の概念も変わります。良いものは良しとされ、悪しきものは排除されます。また良いものは今以上に勝手に繁盛していきます。善循環がソーシャルの手によって創り出されます。

     

    また大きな力が都合の良いようにコントロールすることが難しくなりますので、全体として良い方向に進むのではないかな、と思います。

     

    一番の目玉は地域の活性化がしやすくなることです。一気に地域活性化の起爆剤にまでなると思われます。

  7. 2011.01.01

    2011年大きな流れ

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    2011年の大きな流れを簡単に。

    1.【ソーシャル】がキーワード。

    2.リアルとネットの境が無くなる。

    3.日本とアジアの境が無くなる。

    たぶんこの3つが大きな流れを作っていくのだと思います。

     

    私は小売業を専門とするコンサルタントなので、金融や不動産は分かりません。もちろん密接に関わってくるところはありますが、今回は対象外。

     

    ソーシャルについては、フェイスブックを筆頭にmixiやツイッターといった個人のメディア、個人の繋がりの中での世界が今までの業界のあり方をズタズタに変えていくと思います。特に小手先で取り繕ってきた会社や社員のことを大事にしていない会社は成り立たなくなってくると思います。ここで大切なのはやはり【企業文化】になってくると思います。

     

    リアルとネットの境は確実になくなっていきます。スマートフォンの普及、また今後急速に普及していくと思われるネットTV(アメリカヤフーの戦略の最重要項目)の威力がこれまでのあり方をまたもや変えていくと思います。いかに連動できるか。有効に活用できるか。ここで業界の勢力図が変わるかもしれません。

     

    日本だとかアジアだとか言う境界がなくなっていきます。日本で発信したものはすぐに全世界に飛んでいきますし、物流という障壁も低くなっていくと思われます。日本の中での一強百弱が2010年強調されていくということを2010年の冒頭に言ってましたが、2011年は世界の中での一強百弱の世界の入り口に突入する年になると思います。どの商売をしていても、海外との繋がりを意識せずにはいられなくなると思います。

     

    大きな変化はすぐにはないかもしれません。ただ確実に地殻変動は起ころうとしています。半歩先を見据えて、全力で行動できているところが商売繁盛に繋がると思います。

  8. 2010.12.31

    2010年振り返り

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    2010年振り返りということで、今年もたくさんの人に支えられて、ドタバタと前にだけは進みまくったと思います。

     

    新規事業の立ち上げという自分の主力商品を確立し、お役に立てる存在に少しでもなったかな、と思います。

     

    また新規事業の立ち上げをしながら、海外にも月に1回のペースで行かせてもらいました。バングラデシュ、ベトナム、中国に実際に行くことで色んな人と会い、生の情報や温度を感じることが出来ました。またアメリカではグーグルやヤフーやザッポスなど世界でも最先端といわれている会社の人と話すことで、今までとは違う視点で考えることも出来るようになりました。また、海外に行くからこそ日本の現状についても深く考えることが出来るようになったかと思います。

     

    ITやWEBなど各専門については最先端の人、本物の人からお話を聞きたいと思い行動することで、色んな人にお話を伺うことや実際に次のステップをご一緒させていただいく光栄に与ることも出来ました。やっぱり若いうちは行動あるのみだな、と思いました。

     

    まだまだ力不足の私とお付き合いしていただいている企業様と無茶振りに耐え続けてくれた後輩の皆様にも心からの感謝を。

     

    本当にめちゃくちゃな走り方をしましたが、楽しく充実した1年でした。ありがとうございました!!

  9. 2010.12.30

    エバーノート

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    いつもたくさんのタスクや情報に囲まれている人にとって強力にサポートしてくれるのがエバーノート。

     

    昨日までのドロップボックスとGmailとエバーノートをクラウド三種の神器と後藤さんが呼んでいたので、徹底的に活用しようと試行錯誤中です。

     

    色んなところに情報やタスクやスケジュールが分散していて、すぐに出てこない、二重手間になっている、などとなっているのが解消します。

     

    めちゃくちゃ機能性の高い手帳みたいな感じ。使いこなせば使いこなすだけ威力を発揮してくれそうな感じ。何かをやり忘れるということがガクっと減ると思います。

     

    パソコンにもスマートフォンにもインストール完了(もちろん無料)。

     

    こうしてみてみると、何でも無料で出来てしまいますし、モノは持たなくなっていきます。また、買わなくなっていきます。共有という概念がソーシャルの時代がくることで一層加速することももうすぐ現実になりそうです。次の時代の流れに対応していかなければいけません。

     

    まずは三種の神器くらいからどうぞ!!

  10. 2010.12.29

    Gmail

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    Gmailを使い始めてまだ半年くらい。ドロップボックスも教えてもらった後藤さんのススメで切り替えてみました。めちゃくちゃ良い。

     

    こういう頻繁に使用していたシステムを変えるということはスイッチングコスト(心理的、手間的な)が膨大にかかるので、控えていたのですが、やっぱりやってみるものです。

     

    もっぱらタスクリストとして活用しています。返信したメールや作業が完了したメールは全部アーカイブ。出来るだけ寝る前にメールボックスは空に出来るようにしています。

     

    また検索がやはり強い。さすがグーグルさん。全部アーカイブして放り込んでも、後で難なく検索できるところが強い。

     

    今までのメールアドレスが使えるし、迷惑メールの遮断率は99.999%!ってか一回も迷惑メールきたことがない。いつもメールの整理だけで時間をくっている会社様には全社導入をオススメするくらいの逸品。もちろん無料で出来ます。(がっちり使うと有料になりますが)

     

    作業的な仕事は出来るだけ効率化して、自分の時間や新しいものを生み出す時間を創り出すことをしていかなければならないと思います。

  11. 2010.12.28

    ドロップボックス

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    ドロップボックスを活用されていますでしょうか?今実験的に活用中です。

    パソコンやスマートフォンにインストールして、お客様とのデータのやりとり(共有)も全部ドロップボックスで行っております。

     

    今までのように重いデータをメールなどでやり取りしなくてもいいですし、どこでも確認できますし、いつ更新されたのかも全て分かります。(右下のアイコンが教えてくれます)また上書きなどでデータが消えてしまわないような対策も取られています。

     

    大きく言うとお互いのデスクトップが見えるようになっている形です。画像などの重いデータも確認しやすいですし、めちゃくちゃ便利。

     

    しかもどこにいても作業できますし、確認できます。全部英語なのが悲しいところですが、別に分かりにくいところはありません。使いながら覚えていく感じだと思いますが、仕事の仕方ががらっと変わっていきそうな印象です。特にチーム間や場所がバラバラなところで仕事をするような形の仕事にはもってこいだと思います。

  12. 2010.12.27

    フェイスブック

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    2011年はフェイスブックで話題は持ちきりになると思います。御堂筋の大阪駅のポスターが全部ソーシャルメディア(1月15日封切り)になっていました。

     

    これを皮切りに一時のツイッター状態になるかと思います。ただ、単なるツールを越える威力をフェイスブックは持ち合わせていると思います。

     

    社会インフラを構築する力を持ったフェイスブックは今後のサービス内容なども多方面に影響を及ぼす存在として常にチェックしておくものとなると思います。

     

    グーグルよりも影響力を持つのではないかと言われているくらいです。ソーシャルグラフがどこまで世の中を包むか、変えていくか、見所だと思います。

     

    また次の展開として、仮想通貨やリアルとネットの境がどこまでなくなるのか、など興味は尽きませんが、より良い方向にいくと思います。悪いことや小手先のことはすぐにバレて、本当に良い商品、サービスが広まることになろうかと思います。

     

    個人メディアが強くなる時代としては、やはりどこにもウソ偽りのない商売をしているところが生き残るのだと思います。

  13. 2010.12.26

    バングラビジネス近況~小ロットと検品工場~

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    バングラビジネスの近況ということで、バングラデシュでお世話になった方が日本に来られているというので、お打ち合わせをさせてもらいました。

    今のバングラデシュの状況や今後の流れなどの取り決めのために。

     

    まず今のバングラディシュの状況としては、日本企業が物凄い勢いで入り込んでこようとしている、とのことでした。ただ、なかなか入り込みきれていないというのが現状らしいです。ただやはり大手のバイイング力でもって、大きなラインごとブックするということも起こってきているみたいです。

     

    ただ私たちは中小企業のためにどうあるべきか、ということを常に考えておりますので、やはり一番大事なのはロットの問題です。今回12月後輩にバングラディッシュに行ってもらった一番の目的は小ロット対応の工場の開拓です。バングラで検品会社をしているところに聞くと、○○個以下の小ロット対応している工場はないということを言われるみたいですが、今回はその基準を大きく下回るロットで出来るところを多く見つけてきてくれたり、交渉をまとめてきてもらいました。

     

    現地の検品会社も把握できていないような工場がバングラディシュには数多くあります。中小企業の小回りの良さとスピードでここらへんを活用して、一気に伸びていきたいと思います。

  14. 2010.12.25

    エシカルビジネスへ

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    クリスマスの本日は福井県へ。新規事業の立ち上げでお伺いさせてもらってからもう3年以上が経つ会社様。いつも色んな気付きと学びをいただいている。

     

    その新規事業がこの度、教科書の出版社の目に留まり、ほんのちょっぴりですが、教科書に載ることになりました。環境問題だか、循環型社会だか、そのようなトピックです。

     

    そんなことやしっかりとした方向性を固めなければならないということで、お話をしていました。その中で1つの方向性として漠然としていた想いを言い表す言葉が【エシカル】かもしれないということになりました。

     

    エシカルとは、環境や社会に配慮されているかどうかというような意味合いで用いられることが多いが、フェアトレード、オーガニック、エコロジーの3本柱と考えたら分かりやすいかもしれない。もしくは、選挙、ボランティアに続く3番目の社会参加の道。ふだんの買い物で社会的に良いものを選ぶのも市民の責任だとする考えともいえる。

     

    DoGood,BeHappyや日本初のエシカルジュエリーブランドのHASUNAやフレームワークスが15000部発行しているマーマーマガジンなど、メディアをにぎわしている。

     

    地球民としての大きな流れがこの商流になっているのかもしれない。

  15. 2010.12.24

    お客様満足度向上へ

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    前日の午前中に新規事業をしたいという会社の人とお話をさせてもらいました。新規事業はしたいのだけど、今期も赤字、来期も見通しがたたないという状況。そんな状況では新規事業はやらない方が良いのではないでしょうか、とお話しさせてもらいました。

     

    現状の商売のことや数字を聞いて、あとどれくらい数字がいるのかを把握させていただき、どーしたらいいですか?と聞かれたので、≪とことんお客様に喜んでもらえるように真剣に考えて行動したらいけます!≫とだけ伝えました。分かってはいるけど、社長という立場は数字も見なきゃいけないし、色んなステークホルダーのことを考えると、そうは言ってられない、というのも伝わってきます。

     

    ただしお客様にとってはまったく関係のないこと。やはり業績を上げる唯一の方法はとことんお客様に喜んでもらえるように考えて行動することだと思うのです。お客様に喜んでもらうためにお金がかかるというのでは、中小企業や今厳しい会社様は行き詰ります。そこで知恵を出すのが、大事なのです。また、何も犠牲にしなくて、効率よく出来るのか?と言われるとそれも違う気がします。非効率になるかもしれないし、何かを犠牲にしなければならない時もあるかもしれませんが、そこを一致団結して、乗り越えること。これが業績をV字回復させるためにまずやるべきことだと思います。

  16. 2010.12.23

    パス・ザ・バトン

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    パス・ザ・バトンというリサイクルショップが東京丸の内にあります。リサイクルショップをコンサルティングしている先輩におもしろいショップありますか?と聞いたら、出てきたショップです。

     

    ここはリサイクルの商品の背景を見せているのです。どんな人が使っていたのか(売りに来たのか)、どんな想いがあるのか、などです。

     

    このショップの母体はリサイクルショップではありません。だからこそ柔軟な発想でこのようなショップが創れたのかもしれません。

     

    このショップは時流に乗っているのではないかと思うのです。ソーシャルメディアが大きな流れとなる中で、個人個人のつながりというものに対する意識が非常に強くなってくると思います。これまでリサイクルは誰が使っていたのかも分からないようなもの、というのが通説でしたが、それをひっくり返しました。

     

    出品者の名前と顔写真とストーリーが分かり、商品の背景と人物の顔が見えることで、安心して買えるのです。

     

    表参道ヒルズ店は半年で4万人が来店したといいます。1万点のアイテムが3ヶ月で全部入れ替わるそうです。出品者としても実名と顔写真が載るため変なものは出せない、ということで良いものが並びます。

     

    販売価格も自分で決めるため、目利きも必要になってくるゲーム感も要素の1つです。購入者からするとお宝物が眠っている可能性も大きくなります。

     

    1日3人程度が10品くらいもってきて、3ヶ月委託販売OK。商品が売れた場合は、半額が出品者で残りはチャリティに回されます。

    客単価は7000円ということです。

     

    1つのおもしろい例として見ていきたいと思います。

  17. 2010.12.22

    製造業の提案力

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    自社の情報を積極的に発信し、成果を生んでいる群馬県伊勢崎市にある浅野という企業。自動車やカメラのプロト対応用部品開発、量産化への準備支援を手がけている会社様です。

     

    ホームページと情報誌のASANOニュースというメディアを持っており、取引先に営業マンが定期的に配布して、強みをお客様にアピールしています。

     

    掲載するのは、「いかに高度なレベルの相談が寄せられ、それをいかに解決したか」「取引先から持ち込まれた難問にマイスターたちがどう取り組んだか」という事例。

     

    これが製造業の人にとっては大事なポイントなのではないかと思います。製造業はともすると下請け体質になっている構造もありますが、このように難しい案件を提案力でもって解決している姿勢を見せることで、価格ではないところの価値がお客様に提供できるのです。日々、いろんな人が問題解決しております。ただ、それが見える形で残っていたり、それをメディアを使って発信したり、している例は少ないのではないでしょうか?

     

    提案できる力があるところは、それを見える化して、発信していけば、なんの問題もなくこれからも発展していけると思います。

  18. 2010.12.21

    販促の流れ

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    販促のどこを強化するのかが変わっていくかもしれません。

    これまでは小売店の場合でしたら、チラシ・DMがメインだったと思います。

    ただ、これからはやはりWEBを使った販促が有効になってくるかと思います。

    近頃の例を何個か出したいと思います。

     

    カネボウ化粧品のコフレドールの販売促進の方法です。平子理沙とブロガー50人を集めての新商品発表会。【あこがれ】から【身近で等身大】にシフトし、高額化粧品は販売員との一対一の関係が購買を後押しするが、中低価格帯は他人の評価や実感が重要になる。ということを表していると思われます。

     

    また、Luxのmixiで展開している【the actress】や大丸の【デパつく!】などSNSを販促に有効活用する例が見られてきました。5分のCMを見てもらうのは難しいですが、5分ゲームをしてもらうことはゲームがおもしろければ出来る、という発送です。プレイヤーが主役になれることもマスメディアと違うところかもしれません。

     

    小さな地殻変動が起こっております。この流が時間を経過するごとに大きなうねりとなるのではないかと思います。

  19. 2010.12.20

    日本復興

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    本日は海外のお客様を日本に引き込んで、日本にお金を落としてもらおうというビジネスモデルを持ってらっしゃる経営者の人とお話しておりました。

     

    この頃、海外に行ってそこで商品企画や商品開発などをするようになっていたので、かなり刺激的でした。

     

    話していく中で議題にあがったのが、日本は何でも軽く海外に出しすぎる、という話。モノ作りはまだまだ日本で出来ると言う思想。この思想を少し持ててなくなっていた自分に気付いた。ゆくゆくは国内生産でモノ作りをしていきたいというお話だった。海外では技術的に難しいところの品質を追究する。海外では出来ないレベルを追究することをやめたら日本の空洞化は止まらない。日本のことを考えるのであれば、どうやって外貨を獲得するのか、ということを考えなければならない。

     

    海外の縫製工場だけでなく、国内の縫製工場(北海道が良いらしい)も回ろうと思いました。その差を体感しなきゃどこまでの品質や価値なら国内なのか、ということが分からない。また海外の技術の進歩レベルがどこまで来ているのかも把握するためにも、もう一度日本の工場を回ろうと思います。

  20. 2010.12.19

    お客様の声

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    いい快互服ドットコムというサイトについて。通常のショップであれば、業種切り、単品切りという形が多い中、いい快互服ドットコムは【臭い】というテーマ切りという形のショップ。2005年にスタートしたショップですが、これからの流れを考えると、このようなテーマ型、またはセレクトショップ型も増えてくるのではないかと思います。

     

    このようなショップは単品として捉えた場合、商品の品揃えという意味でも、単品としてのキーワードとしても、品揃え型のショップよりも弱い立場になってしまいます。

     

    そこでこのショップの打ち出しが1つの方向性を示しているのではないかと思うのですが、それが、【お客様の声をどれだけ集められるか】ということです。

     

    しかも通常の楽天やアマゾンにあるようなレビューではなく、本当にそのテーマに問題を抱えていた人や熟考した人のレビューなので、非常に参考になります。このようなレビューが溜まるような仕組みを構築できれば、品揃え型よりも、本当にそのテーマの問題解決したい人にとって素晴らしいショップになります。

     

    お客様の声ほど正確な情報はありません。その声をキャッチコピーや商品開発や商品仕入れに反映させるのです。

     

    買って欲しい!買って欲しい!というメッセージからお客様の生の声で共感してもらうというメッセージに変わってきているのかもしれません。