2013.02.03

バングラデシュでのビジネス編

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バングラデシュでのビジネス。一筋縄ではいかない。二筋くらい血管が浮き出そうなくらいキレたくなる。

 


というかすでに3回キレた。

 


自分は事なかれ主義だし、怒ったりキレたりすることは無い。

 


船井総研の時も漢字が書けない丸坊主がいても、驚きはしたが、怒ったりはしなかった。

 


 


ビジネスというのは本当に信頼の上に成り立っているというのをつくづく実感する。

 


これから日本でも、より自由をベースとしたビジネスに移行していく。

 


ルールやマニュアルではなく、企業文化や想いによって行動していく形。

 


ブラジルのセムコ(←めちゃくちゃ行きたい!!)とか、ザッポスとか。

 


セムコをご存知でない方は【リカルド・セムラー著 奇跡の経営】を是非。

 


自分も前職では自由にさせてもらっていたし、管理するのは嫌いだった。

 


ただそれはある一定の信頼の元、成り立っていて、ここバングラデシュではなかなか通用しないものだった。

 


 


なんでなん!!?ということが常に起こる。

 


今日コンプリートする!と言って、3日ぐらい完成せずに、完成した!と言ったら、作るのが完成しただけで、チェックをすると15%くらいダメでまた納期が延びたり。

 


サンプル持って行くわ!と言われて待っていたら、16色中7色だけだったり。

 


全然スケジュールを守らない工場のオーナーに、スケジュール違反しないように、バンクチェック(小切手)を書いて、それをこちらが保管しておく、と伝え、OKをもらったのに、当日になったら打ち合わせ場に来ずに、なんで?と聞いたら、書きたくないから、と言ったり。

 


前と同じ生地でお願いね、と言っても、似ている生地で誤摩化そうとしたり。

 


ジッパーはYKKで絶対やってや!と言っても、パチもんのYKKで誤摩化そうとしたり。

 


関係工場に指示出しておいてや!と言っても、出してなくて、なんでなん?と聞いたら、お母さんが死にそうだったから、とか言ってきたり。

 


とある工場のオーナーが音信不通になってて、やっと繋がったら、バスに乗ってて、窓の外から果物を買って食べたら一服盛られて生死を彷徨ってた、とか。(これはリアルっぽいけど)

 


とある工場が全然納期が守れてないからなんでだと調べたら、オーナーが生地をマーケットで売ってトンズラこいた、とか。(これもリアル)

 


バングラから送った商品の数と日本に着いた商品の数が違ったり。(通関で何個か抜かれてるか、工場が適当な数を申告したか)

 


 


 


そんなこんなを一歩ずつ突破しているところ。

 


日本のお客様に迷惑(品質と納期)をかけないように。

 


やるっていったやん・・・とか、なんで約束守ってくれないの?とかは、それを言ってもしゃーない訳です。(ほんとは正しくても)

 


あの手この手で実現させていかないといけない。

 


管理するにしても、【一服盛られない事】とか【生地をマーケットで販売してトンズラこかない事】とかまで管理できないのです。

 


 


 


まずは先にお金を渡さない事。これはめちゃくちゃ大事。先に渡さないといけない場合(TTなど)でもアグリーメントとバンクチェックはもらっておくこと。

 


あと言葉と感覚の共有。例えば【完成】という言葉にも何通りもの解釈が出来るわけです。こういう状態の事をこの言葉では言うんだよ、というのを全員で確認しないといけないです。(それでも知っていて裏切られることは多々ですが)

 


どうしようもない時の奥の手を常に考えて、それを出来る状態にしておく。(いつでも切り札もっておく)

 


もちろん一番良いのは信頼できるパートナーと取り組む事ですけど。でもそれも手のひらを返したように裏切られたりする場合もあります。

 


もっと良いやり方もあるんだろうけど、今のところの実体験。

 


1つずつクリアしていって、信頼関係を築いて、いずれ管理しなくても良い関係になれたら最高やな、と。

 


そういうパートナーとだけ付き合いながら、お互いハッピーになれたら良いな、と。

 


 


 


あとはなんでそうやってお願いしているのか、の意図を何回も説明すること。

 


生地が間に合わないからファーストサンプル(見本みたいなもの)と本生産の生地が違っても良いだろうとバングラでは思ってる。

 


ファーストサンプルだったらサイズが若干違っても良いだろうと思ってる。

 


でも日本側はそれでその商品の注文数が変わってくるから、しっかり作ってほしい。

 


ファーストサンプルをしっかり作ったらその工場のためにもなるということを何回も伝えて理解してもらわないといけない。

 


逆に日本側にもバングラ側を見える化してもらえるように情報を伝えないといけない。

 


なんで納期が遅れるのか、どんな想いをもっていそうなのか、などなど。

 


 


 


信頼があると、ビジネスのスピードや可能性がグングン広がる。

 


 


 


今が気合いの入れ時。

 


株式会社わんピースの山口代表が2年かけて築き上げてきたビジネス。

 


もう少しで跳ねるところまで来ている。

 


最初とかほんまえぐかったんやろうなぁ、と想像しただけで震える。

 


会ったり電話のたびに吐きそうだ、とか、胃が痛い、と言っていたのが分かる。

 


0から工場開拓して、アパレルや貿易のことを勉強して、今の形まで構築して、、、まじ凄い。

 


大変なことがありすぎるからこそ、それが参入障壁にもなり、競争優位性を生む源泉にもなる。

 


金もコネもなんもなく、行動力と根性で海外ビジネスのベンチャーを立ち上げるなら、こういう形なんだろうな、と実感中。

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