2010.06.02

中国アウトソーシングセミナーin成都インハナ1日目

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中国アウトソーシングセミナーin成都インハナめちゃくちゃ楽しかったし、勉強になった。

元々持っていた中国のイメージが覆った。

是非、中国ビジネスや中国とビジネスを考えている方には知っておいてもらいたい。

こんな中国もある、と。

場所は成都。三国志の蜀があった所。上海で飛行機を乗り換えて、さらに2時間半。

人口1200万人の都市である。


インハナはビジネスプロセスアウトソーシングを引き受けている会社。

信頼とキズナを創りあげていく長期的なアウトソーシングサービス。

ナチュラムという釣りとアウトドアで一番店のネットショップの

ノウハウの蓄積を外部に提供、サービス化したものである。

企業の差別化要因、競争優位性を他社に公開&シェアするという考え方が本当に素晴らしいと思う。

業務の内容は本当に多岐に渡る。

Eコマースのサポート。商品データ入力。市場調査(価格調査)。コメントの管理。受注処理。WEBページ作成。バナー作成とリサイズ。画像加工(パス抜き)。売上請求。メルマガ配信サポート。商品の翻訳。HTMLコンテンツ作成。

またアフィリエイトリスクマネジメント。監視、調査業務。広告管理。広告承認。BUZZ広告の成果承認。など。

その他ビジネスアウトソーシング。会計事務所の仕分け作業。アンケートデータ入力など。


イメージとしては、中国の成都に自社のスタッフの方がいらっしゃるという形。

どんな仕事をしていただくかも特に決まりはない。

インハナには日本語が日本人よりも出来る人がわんさかいて、

日本の若者よりも真剣に仕事をしている人がわんさかいる。

日本よりも賃金が安い人が真剣に仕事をして仕事が早いし正確。

これすなわち生産性が抜群に高いということ。

今回視察で一緒だった経営者の人は、『日本でやる仕事がなくなるんちゃうか』と言っていた。

誰でも出来る仕事をやっていては、仕事はなくなるだろう。


インハナの社内教育も凄い。スタッフの人たちを見れば分かる。

躾やマナーといったところが徹底されているように思われた。

日本語力や実務スキルレベルの向上、日本研修の機会も設けている。

ビジネスマナー、会社ルールの説明もしっかりされているらしい。

日本語能力は1級38%、2級22%。日本語学科卒57%。

中国人は親元で働く傾向があるので、四川省出身が83%。女性81%。

2006年10名から2010年3月130数名。今年中には200名体制へ。

これからの日本のネットショップの会社様が利益を出す、競走優位性を創りあげていく、

というところにタッチしていく時に必要になってくる会社様だと思う。

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