2013.02.08

バングラデシュでのおもてなしとお土産編

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先日、M君の家に招かれました。ここ数日体調が優れていなかったのですが、どうしても来てほしい!というので行きました。バングラデシュでも下層の家庭(自己申告)で、正方形の六畳一間の家です。屋根はトタンと葉っぱで構成されていて、床は無く土です。

 


家の中にはM君の嫁、子供、母、嫁の父が勢揃い。一家が揃うから来てほしかったんだろうなぁ、と。これは盛大な会が始まりそうな勢い。こういうテレビ番組あったなぁ、と思いながら。

 


家の真ん中に1つだけベッドがあり、そこに座らされ、M君の家族に囲まれる。すると、M君嫁からご飯が出てくる出てくる。ドローカルなご飯でした。残念ながらお口には合いませんでしたが、これは全部食べてこそだろうと思ったので、飲み込んでいると、新しいご飯が次から次へと。。

 


そして停電になってからはさらに大変。嫁父がロウソクで私の手元を照らし、嫁がスパイシー過ぎて汗をかいている私を扇ぎ、M君母が次のおかわりを注ぐのを狙い、M君は私の汗を拭いてくれます。M君娘はつぶらな瞳でこちらを見ています。

 


儀式のような雰囲気になりながら、ひたすらメシを食う私。途中からお腹いっぱい過ぎて目眩がしてきましたが、なんとか水をガブ飲みしながら完食。すごく満足していただきました。

 


心からのおもてなしが嬉しかった。

 


どんだけ口に合わなくても出された物は完食する、というのが現地スタッフ(お客様先で出されたらお客様)のモチベーションを上げることになると思います。あとはお誘いは断らない、ということも大事だと思います。やっぱりご飯おいしい!って言ってもらったらテンション上がりますもんね☆

 


 


 


また中学・高校・大学の同級生が仕事でバングラデシュに来るというので、先日ご飯を食べにいきました。しっかりしゃべったのは12・3年ぶりだと思いますが、めちゃくちゃ楽しかった。昔話から今の仕事の話までダダダーと。

 


そしてなんとお土産を持って来てくれて、内容は、、、カップヌードル!

 


マジで嬉しかった。最強レベル!その友人も中国で半年住んでいたということから、どんなものが嬉しいか分かってたらしく、、、感動。こちらは調理器具も怪しいので、お湯を入れたら出来る、というのはほんと画期的。その他にも高級なお酒と高価なペン2本いただきました。ありがたき幸せ!

 


食が不自由そうなところで長い間いる人にカップヌードルの差し入れは以後神様と崇めたくなるくらい嬉しいので、そのような機会があれば是非差し入れしてみてください。

 


 


 


あと、海外でのお土産で喜ばれるのは、実用的で日本だから高品質低価格なもので言葉いらずで説明がつくもの、だと思います。持っていく側のことまで考えると、大きくないもの。

 


あとはその国によって変わりますが、バングラデシュは今でもテレビがある家はほとんどなく、人が集まっているお店を覗くとみんなでテレビでクリケット見てる、というのが当たり前の光景です。三丁目の夕日状態。

 


だからローカルの子へのお土産は100円ショップとかで見つけたら良いと思います。時計とか電卓とか後進国で買ったらもしかしたら高いかもな、という想像力で選んだら良いんじゃないかな、と思います。子供にはあめちゃん。

 


経営者にはオーダー(注文)がお土産には一番良いと思います(笑)もしくは経営者は基本スマホなので、そこらへん周辺の便利グッズなんかも良いかもしれません。

 


この頃の鉄板は【フリクション】フリクションを渡して書いてもらって、それを消すとアンビリーバボーみたいなリアクションをしてくれます。

 


日本っぽいものももっていったことはたくさんありますが、どれもあんまりしっくりきていない感じがしました。あんまり意味が分からないのだと思います。

 


 


 


ビジネスライクな付き合いも良いですが、心通わせることも大事だと思いますので、おもてなしやお土産について思うところをつらつらと。

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