2010.02.07

京都繁盛店を巡る旅パート5

COMMENT (0)

京都の繁盛店を巡る旅もパート5。前日に引き続き。

タクシーに乗ると、おもしろい人だった。

おもしろいお店教えて!と言うと、

金平糖の専門店。緑寿庵清水http://www.konpeito.co.jp/創業140年以上。

皇室の引出物の常連。

この金平糖をボンボニエール(皇室の慶事に欠かせない入れ物)に入れて配る。

1粒作るのに2週間かかるのだと。

また色々教えたるわ、と運転手さんが名刺をくれた。

京都研究会みたいなとこに所属しておられる。

だから通常見れないところを色々連れてってくれるらしい。

夜飯は【いもぼう】http://www.imobou.com/top/top.html

創業300年。前々から行きたかった。めちゃめちゃうまい。

いも・・・最高。

最初から日本酒を頼み、畳の部屋で庭園を眺めながら、旨いメシを食う。至福。

かに食うわ、いも食うわ、ぼうだら食うわ。飲むわ。

やっぱ老舗の味を知っとかんといかんですね。

中途半端なとこでメシ食うぐらいなら少し高いけど、こんなとこで食う方がステキだなと。

これからはメシも繁盛店、老舗に極力行こうと思う。

京都の繁盛店を巡りながら、想いを馳せたこと。

【遠くをはかる者は者は富み、近くをはかる者は貧す】

【損得で考えるより、尊徳で考える】

【ネイティブアメリカンのイロコイ族は「7世代」先を考えて、物事を決めるという哲学を持っている】

社会人になるまで、「give and take」しか知らなかった。

社会人1年目で「give and give」(見返りを求めず、与える)を知り、

社会人2年目で「give away」(与え尽くす)を知り、

社会人3年目で「give and forgot」(与えたことさえ忘れてしまう)を知る。

京都の繁盛店にはそう思わせる何かがあった。

コメント

コメントはまだありません。

コメントの投稿


7 × = 二十 一